第4回【訪問看護の目標設定について】勉強会 

勉強会

blickpixel / Pixabay

 

京都市東山区を中心に山科区、伏見区等で訪問看護・リハビリを実施している結ノ歩訪問看護ステーション東山です。

この度、事業所内でリモート勉強会を行いました。

今回のテーマは前回に引き続き、訪問看護における【目標設定について】です。

ご利用者の支援に入る際に、どこに焦点をあてて、何を成すべきなのかということをスタッフ内で話し合いました。

まず、基本的には担当ケアマネージャーの方が作成されたケアプランを土台に支援に入ります。

そこで改めて現在のご利用者のご状況、お困りごと、希望、不安、これまでどのように暮らしてこられたのか等さまざまなことを伺います。

お伺いできたお話の中から、医療職の側から感じとられた課題も交えて、今後どのように支援させていただくのかを丁寧にご相談させていただきます。

 

ここでよく生じるのが、

医療者の側から見た優先事項

ご家庭から見た優先事項

が必ずしも同じにはならないということでした。

 

それもそのはずです。

医療者は医学的な物差しで物事を判断します。

これは客観的・科学的な視点です。

 

一方で

 

ご家庭では、これまで築かれてきた生活の習慣や今後の期待・希望などを物差しに判断されます。

これはそれぞれのご家庭にとって何が良いか、悪いかといった倫理観から見た視点を多く含んでいます。

 

このような視点の違いから、感じられる課題の優先事項が異なるのも頷けます。

 

それでは、この違いを埋め、ご自宅での生活を当事者の皆様がより豊かに過ごしていただくためには、どうするべきなのか

 

 

まずは、ご家庭の中で大切にされていること、上記の倫理観や価値観をしっかりと聞き取ることが重要だという結論になりました。

取り立てて話す必要がないと思われるほどに、非常に基本的なことです。

 

しかし、このようなことはなかなか言葉ではっきりと聞き取ることが難しいものです。

何故なら ほとんどの方が、自分の大切にしていること、その価値観を急に問われてもはっきりと言葉にすることは難しいからだと思います。

また、時間の経過やご状況の変化によっては、それらが揺らぐこともあると想像します。

 

だからこそ丁寧に時間をかけ、

都度、生活の中で選択されていること、好まれていること、その時の思いを聞き取りながら

ご家庭での優先事項をしっかりと汲み取っていけるように心がけ、実践していこうと決意しました。

話を聞き取る技術・経験については、今後も研鑽していきます。

 

ご家庭の優先事項を最大限に尊重した上で、医学的な観点を適用していく

 

というのが勉強会を通して、再確認した私たち結ノ歩訪問看護ステーション東山の優先事項です。

 

文責;山中真司

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