訪問看護に必要な在宅高齢者に対するフィジカルアセスメント研修会
在宅高齢者へのフィジカルアセスメントの重要性
在宅で生活されているご利用者さまは、様々な生活状況、疾患、価値観を有しています。
そのため画一的な視点や関わり方では十分な対応をすることは難しいです。在宅で生活されている利用者さまに適切な関わりをするためにはフィジカルアセスメントが必要です。
フィジカルアセスメントとは
問診、視診、聴診、打診、触診などのフィジカルイグザミネーションを用いて患者さんの情報を集め、分析し、患者さんにあったケアを思案すること
を言います。
フィジカルアセスメント研修会に参加
今回、私は京都看護大学で開催されている「京都市看護師能力向上・定着確保研修プログラム」に参加してきました。
この研修は毎月開催していてます。今回のテーマは「老年看護のアセスメント技術」で、高齢者の特徴やフィジカルアセスメントの考え方を学びました。また、講義の終盤では、事例を用いてグループワークを行いました。
「老年看護のアセスメント技術」という研修は,これまでに在籍していた病院で頻繁に開催されていましたが、改めて学びなおすと色々な発見がありました。特に事例を用いたグループワークで、経験豊富な看護師さんのアセスメントを聞くことができ大きな学びとなりました。
色々なお宅に訪問させていただいていますが、殆どの利用者様が老年期の方です。今回、学んだことを活かし援助させていただきたいと思いました。
文責:成田圭吾