令和4年度 東山地域医療連携 研修会
京都市東山区を拠点に山科区・伏見区・南区・下京区などで活動しています結ノ歩訪問看護ステーション東山です。
本日は【東山SMLの会 研修会】にシンポジストとして参加してきました。
こちらのコミュニティは、
京都第一日赤病院・東山区のケアマネジャー・東山区の訪問看護ステーション
からなる地域連携を目的としたものです。
今回の研修会では、事例検討として
「在宅看取りのACPについて考える」
というテーマで結ノ歩訪問看護ステーション東山から話題提供をさせていただきました。
ACP(Advance Care Planning)とは、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、 本人を主体に、そのご家族や近しい人、医療・ ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、本人による意思決定を支援するプロセスのことです。
世間一般にも「家族会議」などという言葉で広く知られつつある内容かと思います。
お看取りが近づく事例に対してどのように、支援者はあるべきなのか
様々な視点からSMLの会の皆さんと議論することができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
また、話題提供にご協力いただきましたご家族様には、貴重な経験をさせていただきましたこと深く御礼申し上げます。
これからの未来について常々支援者として考えながら、皆様と共に在ることを目指して
今後も訪問看護を実践していきたいと思います。
文責 山中真司