医療的ケア児の支援に向けて準備中【小児在宅移行支援研修に参加!】

京都市で訪問看護を提供しています、結ノ歩訪問看護ステーション東山です!

令和4年度小児在宅移行支援看護師OJT研修
に参加してきました!

オンライン受講内容

  • 医療的ケア児における社会的な状況、成長過程を理解する、訪問看護としての支援内容
  • 在宅人工呼吸器の種類と使用方法・排痰補助装置(カフアシスト)
  • 気管切開についての基礎知識
  • 経腸栄養
  • 医療的ケア児の緊急時対応

などの内容となっていました。

医療的ケア児の受け入れを想定した内容となっていました。

訪問看護ステーションあおぞら京都さんに見学実習へ

  • 医療的ケアが必要な在宅医療児の訪問看護師としての支え方を学ぶ
  • 在宅医療児、家族、兄弟の現状を理解する
  • 他職種との連携方法を知る
  • 社会資源を知る


といった目的の掲げ、3日間の実習に行きました。

脳性麻痺や先天性心疾患、超低出生体重児による障害のあるお子さんのご家庭で、導尿や入浴、胃ろう部や気切部のガーゼ交換などの多くの支援内容を見学させていただきました。


見学していて、どのご家庭もとても温かい空気感で過ごされていました。

実習を通して感じたこと

  • 制度が変わってきているとはいえ、在宅療養児や家庭にとっては制度がまだ手厚くないところも多く、高齢者の制度との差を感じた
  • 24時間親御さんが看護されているので、いざという時には訪問看護のサポートがとても重要であること
  • 家族、時にはご兄弟の支援も必要であり生活を支えているということ
  • 在宅での子どもの著しい成長・発達が見られること

実習を通して多くの学びがあり、学んだことを発表させていただきました。


実習の移動中でもたくさんお話を伺うことができ、受け持ち看護師は1番の味方でならないといけない、意が沿わないことは病院や主治医に話してもらうと役割分担をされていることを知りました。


事業所として、まずは受け入れていくためのアドバイスもたくさんいただきました。

自己勉強に留まらず、在籍している小児経験のある療法士と連携したり、他のステーションから助言をいただいたりしながら、今後医療的ケア児を受け入れ、社会に貢献していきたいです。

岡本 写真

文責 山中真司

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