第3回【新型コロナウィルス対策】勉強会
先日も新型コロナウィルスに関する勉強会を法人内でビデオ電話会議にて行いました。
内容は、高頻度で確認されている初発症状の再認識を含め、新型コロナウイルス感染症への理解を深めるものでした。
勉強会に用いた資料は
こちらの「日本在宅医療連合学会」http://www.jahcm.org/application.html
のホームページに掲載されている情報を基に職員内で共有させてもらいました。
一部、勉強会での資料の内容をご紹介させていただきます。
こちらの表は、新型コロナウィルス感染症の初発症状の比率を示したものです。
発熱は全体の感染者の44%と半分にも満たないということが表からわかります。
最も多い初発症状は「咳嗽」の68%でした。
感染者の7割近い方に「せき」が出ていることがわかります。
このことから、熱発に意識がむきがちですが「せき」にも注意が必要です。
当事業所では、昨春からスタッフに出勤前の検温を実施しています。
これに加えて「せき」の増加など呼吸器症状についても随時確認し、報告するようにしました。
年齢によってもやや症状が異なります。
このような特徴や違いがあると言われています。
私たちは、ご利用者の皆様やご家族様にも随時発熱以外の自覚症状について啓発しており、
皆様と新型コロナウィルスの理解を深めていけるように取り組んでいます。
また、訪問看護ステーションの特性上、3密での支援になりやすい傾向があります。
こちらについても
・有効な換気の工夫
・適切な防具の使用
について、皆様へのご理解・ご協力をいただけるように
随時、情報の共有をさせていただいております。
我々は、京都市内(主に東山区、伏見区、山科区、下京区)にご在住の
ご自宅で看護・リハビリテーションが必要な方に少しでも安全に、必要な支援が提供できるように
今後も感染症対策について情報を更新しながら取り組んでく所存です。
文責:山中真司