パーキンソン病に一部有効とされている「リーシルバーマン法」について学んできました!

こんにちは

京都市東山区を拠点に、山科区・伏見区・下京区などで活動している、結ノ歩訪問看護ステーション東山です。

 

今回は、当事業所の言語聴覚士・柏瀬が通称「リーシルバーマン法」について講習を受け、資格証取得したので、ご紹介させていただきます。

 

こちら、正式名称(略称)は下記の通りです。

Lee Silverman Voice Treatment(LSVT®) 

中でも今回、柏瀬が受講した内容は

「LSVT LOUD」

というもので、「発声」に特化した分野となります。

詳細については、上記の名称をクリックしていただくと、主催されている新潟リハビリテーション大学のホームページで確認することができます。

 

こちらのブログでも以下に大まかな説明をさせていただきます。

対象となる方は、主にパーキンソン病関連疾患を罹患されている方となります。

パーキンソン病関連の症状の一つに、

・声が小さくなる

・発話明瞭度が下がる(聞き手が聞き取りにくくなる)

・身体の動きが小さくなる

といった特徴があります。

これらの症状について、当事者の方は 体感しにくくなっており、自覚されていない場合が多い ということが分かっています

この点について、リーシルバーマン法は着目しています。

例えば、訓練の中で療法士と

一般的な声量と、現在のご自身の声量の差異を確認し、

ご自身の中での 声量の認識 を新たに修正してもらうような取り組みを行います。

これらは、予測誤差学習をベースとした学習理論に基づいて展開されていきます。

 

特にこちらの手法は、

発話明瞭度に関するエビデンスが、最高ランクに位置付けされています。

 

訪問看護からの訪問頻度では、推奨されている訓練頻度をそのまま行うことが難しいという課題もありますが、

自主練習などのご提案も可能です。

気になる方がいらっしゃれば、結ノ歩訪問看護ステーション東山までご連絡ください。

文責 山中真司

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です